チョーヤ梅酒
和歌山県産「南高梅」の漬け込みを開始

チョーヤ梅酒
和歌山県産「南高梅」の漬け込みを開始

チョーヤ梅酒株式会社（本社：大阪府羽曳野市、社長：金銅 重弘、以下 チョーヤ）は、6月1日より和歌山県紀州産の南高梅（なんこううめ）を熟成タンクへ漬け込み、本年度の梅酒の漬け込み作業を開始しました。

和歌山県の梅主力地域では、梅の花の満開期は暖冬の影響もあり例年よりも早かったものの、その後の気温が安定していたことで例年とほぼ同様の漬け込み開始となりました。
今年は梅花の開花が早く、受粉状況があまり良くなかったとみられ、作柄は不作傾向ですが、結実後の適度な雨に恵まれ、梅の実の肥大は順調に進んでおります。
この作業は梅の実の肥大状況を見ながら「梅酒の日（※）」である入梅の日（本年は6月10日）前後をピークに1ヶ月程続きます。

国内の梅の品種は多品種にのぼりますが、チョーヤでは「梅酒」に適した紀州産南高梅を中心に、古城梅、白加賀梅など数品種の国産梅のみを使用しております。特に和歌山県紀州産南高梅は果肉が厚く、酸度が高いのが特長。チョーヤでは使用する梅の約8割をこの紀州産南高梅が占めています。

生産者が手摘みされた梅はJAを通して入荷し、洗浄後、最大10万リットルの容量が入る熟成タンクに漬け込みます。「光」「熱」「空気」など外部からの影響を極力受けないように設計された特注の熟成タンクは伊賀上野工場、紀州工場、大阪川向工場合わせて446基あり、梅の産地や品種、熟度ごとに管理し、おおよそ1年以上の期間じっくりと熟成させます。

チョーヤは「とどけ、梅のちから。」をスローガンに、梅のもつ新しい可能性を追求し、健康的で楽しい毎日を送れるよう梅の素晴らしさを世界中の人々にお届けします。