チョーヤ梅酒
和歌山県産「南高梅」の漬け込みを開始

チョーヤ梅酒
和歌山県産「南高梅」の漬け込みを開始

チョーヤ梅酒株式会社（本社：大阪府羽曳野市、社長：金銅 重弘、以下 チョーヤ）は、5月30日から和歌山県紀州産の南高梅（なんこううめ）の漬け込み作業を開始しました。

和歌山県の梅主力地域では、2月中旬まで気温が低く推移し、今年は平年より10日程遅い梅の花の満開を迎えました。開花期間は平年より5日ほど長く、開花期間中も比較的暖かい日が多くあり、蜜蜂による受粉が良好に進み、順調に着果いたしました。その後の雨量にも恵まれ、梅の作柄は平年並みを見込んでおります。当社では、梅の実の肥大状況を見ながら、例年通りの時期に漬け込みを開始いたします。この作業は「梅酒の日（※）」である入梅の日（本年は6月11日）前後をピークに1ヶ月程続きます。

国内の梅の品種は多品種にのぼりますが、チョーヤでは「梅酒」に適した紀州産南高梅を中心に、古城梅、白加賀梅など数品種の国産梅のみを使用しております。特に和歌山県紀州産南高梅は果肉が厚く、酸度が高いのが特長。チョーヤでは使用する梅の約8割をこの紀州産南高梅が占めています。

生産者によって手摘みされた梅はJAを通して入荷し、洗浄後、最大容量10万リットルの熟成タンクに漬け込みます。「光」「熱」「空気」など外部からの影響を極力受けないように設計された特注の熟成タンクは伊賀上野工場、紀州工場、大阪川向工場合わせて446基あり、梅の産地や品種、熟度ごとに管理し、おおよそ1年以上の期間じっくりと熟成させます。

チョーヤは「とどけ、梅のちから。」をスローガンに、梅のもつ新しい可能性を追求し、健康的で楽しい毎日を送れるよう梅の素晴らしさを世界中の人々にお届けします。