チョーヤ梅酒和歌山県紀州産「南高梅」の漬け込みを開始
チョーヤ梅酒和歌山県紀州産「南高梅」の漬け込みを開始
チョーヤ梅酒株式会社(本社:大阪府羽曳野市、社長:金銅重弘、以下チョーヤ)では、和歌山県紀州産の南高梅(なんこううめ)を熟成タンクへ漬け込む、梅酒の漬け込み作業を5月27日より開始しました。
和歌山県の梅主力地域では、平年よりやや早く満開期を迎えました。開花後に寒い日が続きましたが、風の少ない暖かい日もあり、蜜蜂による受粉が概ね良好に進み、順調に着蕾・着果いたしました。昨年はやや不作でしたが、今年は晴天と適度な雨に恵まれ、実が順調に生育しており、作柄は平年並みを見込んでおります。
漬け込み作業は以降、「梅酒の日(※)」でもある6月10日頃をピークに、約1ヶ月続きます。
国内の梅の品種は多品種にのぼりますが、チョーヤでは「梅酒」に適した紀州産南高梅を中心に、古城梅、白加賀梅など数品種の国産梅のみを使用しております。特に和歌山県紀州産南高梅は果肉が厚く、酸度が高いことが特徴で、当社ではこの紀州産南高梅を全体の80%以上使用しています。
農家で手摘みされた梅はJAを通して入荷し、工場で洗浄後、最大10万リットルの容量が入る熟成タンクに漬け込みます。熟成タンクは伊賀上野工場、紀州工場、大阪川向工場合わせて約450基あり、梅の産地や品種、熟度ごとに管理し、約1年間じっくり熟成させます。
(※)「梅酒の日」
一般的に、入梅(にゅうばい:雑節の一つで、立春から数えて135日目、太陽黄経が80度となる毎年6月10日か11日)以降の梅は熟度も高く、加工に適していることから、チョーヤでは6月の入梅の日を「梅酒の日」と制定(日本記念日協会認定)しております。
梅酒の日とは:https://www.choya.co.jp/philosophy/umeshunohi/