チョーヤ梅酒和歌山県紀州産「南高梅」の漬け込みを開始
チョーヤ梅酒和歌山県紀州産「南高梅」の漬け込みを開始
チョーヤ梅酒株式会社(本社:大阪府羽曳野市、社長:金銅重弘、以下チョーヤ)では、和歌山県紀州産の南高梅(なんこううめ)を熟成タンクへ漬け込む、梅酒の漬け込み作業を5月29日より開始しました。
和歌山県の梅主力地域では平年より7日程遅く満開期を迎え、その後順調に着蕾・着果いたしました。5月中旬の台風6号の影響も心配されましたが、雨量はあったものの、幸い強風に見舞われる事無く、大きな害はございませんでした。作柄は平年作からやや下回る予想になっておりますが、生育状況はほぼ平年並みとなっております。
漬け込み作業は以降、「梅酒の日(※)」でもある6月11日頃をピークに、約1ヶ月続きます。
国内の梅の品種は多品種にのぼりますが、チョーヤでは「梅酒」に適した紀州産南高梅を中心に、古城梅、白加賀梅など数品種の国産梅のみを使用しております。特に和歌山県紀州産南高梅は果肉が厚く、酸度が高いことが特徴で、当社ではこの紀州産南高梅を全体の80%以上使用しています。
農家で手摘みされた梅はJAを通して入荷し、工場で洗浄後、最大10万リットルの容量が入る熟成タンクに漬け込みます。熟成タンクは伊賀上野工場、紀州工場、大阪川向工場合わせて約450基あり、梅の産地や品種、熟度ごとに管理し、約1年間じっくり熟成させます。
(※)梅酒の日
一般的に、入梅(にゅうばい:雑節の一つで、立春から数えて135日目、太陽黄経が80度となる毎年6月10日か11日)以降の梅は熟度も高く、加工に適していることから、チョーヤでは6月の入梅の日を「梅酒の日」と制定(日本記念日協会認定)しております。